ネイルサロンの売り上げを伸ばすのは、
いかにお客様にリピートしていただくかです。
繰り返し通ってもらうお客様を獲得しなければ、
ネイルサロンを長く運営していくことは非常に困難になってきます。
目次
ネイルサロンのお客様はどの層を狙うか?
自分のネイルサロンに来て欲しいお客様を考える。
そこから場所選びやメニュー作りを考えるといいかもしれません。
いろいろたくさんの幅広い年齢層のお客様に来て欲しい~と、
思ってますか?
沢山のスタッフを抱えてお店を運営するなら
これでもいいかもしれませんが、
少人数でサロンを回す、
一人でサロンをやっていくのであれば、
これは返って大変です。
しかも、
売り上げが逆に伸び悩む原因の一つでもあります。
では、どうするのがいいのか。
来て欲しいお客様の年齢層を考える。
自分の年齢や自分の得意デザインや、
好きなデザインを考えて、
どの年齢層のお客様に通って欲しいか考えるべきです。
- 10代~20代の派手なネイルやタレントさんが付けているネイルが好きな層か。
- 20~30、40代のOLさんやお仕事をしているシンプルネイルのお客様層か。
- 20~30代で、主婦層に来てもらいたいか。
- 40~60代でお金持ちなセレブなお客様に来てほしいのか。
- なんでもいいから、安くて早く仕上がるネイルを求めているお客様層か。
このようにいろいろと、絞込みできます。
OLさんなどに来てもらえるネイルサロンを目指すなら、
とにかく大きな駅に近く、駅から徒歩圏内である事、
バス停が近い、大きな会社がたくさん入ったビル近くや、
オフィスビル群の中にあれば集客しやすく、
クチコミにも期待できます。
OLさん達は、忙しい人が多いので、
スタッフを多く準備して回転率を上げて行く方が喜ばれると思います。
逆に、主婦層に来てもらいたいなら、
ちょっと郊外で自宅サロンや入りやすアットホームな感じの
お店にするとか、
同じ小さい子供がいるネイリストの方が運営するなどがいいでしょう。
同じ世代の子供を持つ者同士で、お客様の悩みも聞けるし、
心を開いてくれて通いやすいサロンになるかもしれません。
ネイル中も、子供連れで来てもらって子供同士で
遊ぶのもいいかもしれませんね。
子供連れを断っているネイルサロンも多いですから、
逆にそこがお店の「アピールポイント」になると思います。
30代や40代~60、70代以上のお金持ちセレブ層を狙うなら、
当然、お店の内装も高級感のある作りにしなければなりませんし、
技術レベルも高いものでなければ納得してもらえません。
この方達は、お金を持っているので、
「メニューの金額」でお店を選んではいません。
この層は、「ネイル技術」と「接客力」
「おもてなし」にお金を払ってくれます。
ですから、ネイル技術に納得がいけば、
他店より高い金額でも喜んで支払ってくださいますし、
気持ちのいい接客を受けるとまた続けて
通ってくれる可能性が高くなります。
このように、ネイルサロンのお客様はタイプが分かれます。
自分の得意なメニューを売りに、ある程度、
どんなお客様に来てほしいか考えてから出店する場所を探したり、
メニュー作りをしていく必要があります。
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自分の来て欲しいお客様層に向けてメニューを考える。
例えば、OLさんに通って欲しいのに、
今流行っている、タレントさんが付けているド派手なキラキラネイルや、
カラフルなペイントアートのデザインを
「定額ネイルデザイン」として、
一生懸命アピールしてもダメなのは分かりますよね?
OLさんは会社のお仕事があります。
会社の規定があったり、接客のある人、
お茶出しなどされる方だと、
当然派手なネイルはNGという方が多いです。
身だしなみの一つとして、ネイルケアをして、
シンプルで上品、且つ万人にうけるネイルをしたいわけです。
ネイリストの好みややりたいネイルを
押し付けるものではありません。
自分が、派手なネイルが好きで、
それしか出来ないのであれば、
それを求めてくれそうなお客様層を狙えばいいし、
ネイルアートが不得意で、自信がないのであれば、
「ネイルケア重視のお店」として
メニュー作りをするなど工夫して、
お店の個性としてアピールしていけばいいでしょう。
また、こうすることで、自分も楽しくネイルサロン運営が出来ます。
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ネイリストとして最低限のネイルケア技術は必須です!
自分が出来ないメニューやデザインは、
ネイルメニューにしない事ですが、
必要最低限の「ネイルケア」「ジェルネイル技術」
「マニキュア技術」などはネイリスト検定資格を
持っている人なら必ず出来るはずです。
最近、このネイリストとして当たり前の
「ネイルケア」さえ、きちんとでいないのに、
「プロのネイリストです!」と言っている人がいます。
これは最低ですね。
お客様からお金を頂くのであれば最低限の基本ケア、
基本のネイル技術はマスターしましょう。
もう一度、ネイルスクールに単発レッスンで習って見直すとか、
他の有名な先生の所に習いに行ってみるなど、努力してください。
また、特殊なネイルエアブラシや、
デザインスカルプチュア、ロングネイルなど
出来ないのであれば、正しい技術を習得して、
きちんと練習をしてからお客様に提供するようにしましょう。
ネイルお客様のターゲットを絞り込むことは、
自分のネイルサロンの個性を主張できますし、
ある程度メニューを絞り込むことによって、
無駄な仕入も無くなるので、経費を抑えることも出来ます。
ネイルはデザインの流行があるので、
どうしても仕入過多になったり、余ってしまうことが多いです。
無駄な投資を防ぐためにも、
売り上げを確実に伸ばすためにも、
ターゲットを絞り込むことをお勧めします。
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