ジェルネイルや、スカルプチュアネイルをした後、気を付けて欲しい事です。
プロのネイリスト側の希望も込めてまとめました。
ネイル施術前、来店時までにやって欲しくない事。
ネイルサロンに来る数日前から、油分の多いクリームやキューティクルオイルを必要以上に塗る。
普段はネイルオイルやクリームを付けない人に限って、ネイルサロンに来る前日や当日の朝、クリームやオイルをベトベトに塗る方がいます。
これをされるとジェルやスカルプはつきません!
特に、シアバター系のオイルやクリーム、洗い流さないタイプのコーティング力の高いヘアクリーム、これらを指で触り、爪やキューティクルに浸透してしまうと、ジェルは間違いなく付きません。ネイリストがどんなに丁寧に事前のケアをしても剥がれます!
なので、ネイルサロン当日は、もし、キューティクルオイルやクリームを使うなら、少量皮膚に馴染ます程度にして、キューティクル周りにつけないで欲しいです。ネイルが終わってから付けましょう。
また、ヘアクリームやヘアオイルもあまり指先に浸透しないように使ってください。
今まで、どこのお店に行ってジェルネイルをしても、すぐにネイルが剥がれる人は、油分の多いクリームや、ヘアトリートメントを素手で毎日触っていないか思い出してくださいね。
ネイル当日、皮膚の乾燥が気になる人は、化粧水を付けて保湿して下さい。結構効果あります!
ネイル施術後、やって欲しい事。
ネイル施術後、日常生活で気を付けて欲しいことです。
爪先を使うのはやめて欲しい。
パソコンを仕事で使う方は、爪先より、指の腹を使ってください。
爪先連打は、やはりジェルが剥がれやすいです。また、シール等を爪でカリカリ剥がしたりするのも早く剥がれる原因です。
洗い物やお風呂掃除は、手袋を着用して欲しい。
洗い物などの洗剤は、あれだけ簡単に汚れを落とす訳なので、当然、ネイルも落とす可能性が高いです。爪先から洗剤が浸透するので、当然、ジェルネイルなども浮かせるわけです。
手袋を着用して、このような洗剤類を直に触らないようにした方がネイルは長持ちします。
温泉や、海水浴に長時間手を付けないで欲しい。
温泉効果が高い温泉ほど、ネイルを早く浮かせます。それだけ、そこの温泉が素晴らしいとも言えますが。。。温泉でお肌がすべすべになるのと同じで、効果の高い温泉は不要なものは取り除く訳であって、、、ネイルも垢と一緒に浮かせます。
また、海水も同じようです。私の経験からなので、絶対とは言えませんが、少なくとも夏、海水浴に行ったお客様はネイルの持ちが悪く、行かない冬の時期は長持ちしています。
自分で無理やり剥がさないで欲しい。
少し浮いてきたのを発見すると、剥がしたくなるお客様がいます。
気になるから触って、結果もっと剥がれる。。。さらに剥がしていき、最後無理やり剥がすと言う事です。
これをされると、間違いなく、爪は薄い1層が剥がれます。
ジェルやスカルプをする際、爪表面に傷を入れて接着力を上げているので、その傷の部分に当然ジェルが浸透しているので、無理やりはがすと、その傷が深く入っている部分も一緒に剥がしてしまう事になります。結果、部分的に爪の2層分、剥がれたりします。
こうなると、当然、爪は薄くなるし、爪が2枚爪になり、さらには自爪の強度もなくなるので、爪がぺらぺら。ジェルを塗ってもペラペラ過ぎて長持ちしないと言う悪循環にもなります。
ホットヨガ、サウナ、岩盤浴などには気を付けて欲しい。
ネイルをしたらちょっと気を付けて欲しいのが、これらです。高温多湿環境です。
湿度が高い部屋、さらに体温もあがるので、正直ネイルに取って良い環境ではないと思います。
このような高温多湿の環境に頻繁に通う場合、ジェルネイルやスカルプが少しでも浮いていたら、くれぐれも気を付けて観察して、早めにネイルサロンでお直しや、やり替えをお勧めします。
6月は湿度が一気に上がるので、爪の状態をこまめに観察して欲しい。
高温多湿の季節は、カビ菌が繁殖しやすい時期です。先程のホットヨガやサウナと同じで、ネイルの浮きなどがあった場合は早急に対応してください。湿度が高いので本当に注意です。また、手の消毒もお勧めしますが、あまり過敏になりすぎないような程度で大丈夫です。
湿度に対して気を付けていただけたらと思います。
畑仕事、園芸をした後は、きちんと手洗いをし、しっかり乾燥、消毒もして欲しい。
土などには雑菌が多いので、作業が終わったらしかっり手を洗い、消毒もおすすめします。
そしてしっかり手を拭いてください。
お年寄りの男性で畑仕事されている人にも爪カビ、グリーンネイルはあります。当然この方達はジェルネイルなんかされていないですよね?
なら、何故、爪カビになったかと言うと、
土などの雑菌が爪に付着しており、やはり本人の抵抗力が無かったから繁殖した訳です。
このように、ジェルネイルをしていなくても、爪にカビが生えることはあるようです。
これらについて過敏になり過ぎる必要はありませんが、ずぼらすぎるのも困ります。
ネイルも持ちを良くするかしないかは、お客様の管理もあります。ちょっと気を付けていただければ幸いです。