ジェルネイルを自分でやってもすぐ剥がれるかた、サロンのお客様してもすぐに剥がれてクレームに悩んでいる人は参考にして下さい。
ジェルがすぐに剥がれる原因を追究する
剥がれやすい原因、私が15年、長年ネイルサロンをやってきて、お客様の傾向やデーターを取った結果このような事が考えられます。
お客様にも、施術者にも、メーカーにもいろいろな原因は考えられます。
お客様側の考えられる原因
- 自爪が薄すぎる、柔らかすぎる。
- 毎日油分の多いクリームを使っている(洗い流さないヘアトリートメントやボディークリームを使っている)
- ネイル前日に油ものを直接手で触って料理をした。
- ネイル当日の朝、来店直前にハンドクリームを塗る。
- 爪先を使う仕事の人。
- 美容系のお仕事の人、美容師さんなど普段から仕事で油分の多いクリームを使う
- サウナや岩盤浴によく行き常に爪先が湿気ている。
- 温泉に行く
- 毎日ネイルオイル、特に油分が多い物を爪の周り(キューティクル際)に塗り込んでいる。
- シアバター系オイルクリームの乱用
爪が激しく弱っている方や、弱い方は付きにくい傾向もありますが、やはり、油分が残っていたり、爪に浸透してしまっている場合は、本当に、何をやって、いくらサンディングをしてもくっつきませんでした。サロンに行く直前はあまりたくさん、爪にオイルやクリームを塗り込まない事をお勧めします。
ジェルネイルの施術が済んだらしっかり、オイルやクリームで保湿してください。
ネイリスト側の原因
- 技術不足。プレパレーションが不十分。
- ルースキューティクルが残ったまま施術している。
- サンディング不足だったり、逆にやりすぎて爪を傷めている。
- 直接ネイリストがお客様の爪の上をさわり、油分を付けている。
- メーカー指定にあわせた塗り方、やり方を守っていない。
- 均一な厚みで塗れていない。ジェルが薄い。
- 先端を覆うようにきちんと塗れていない。筆操作が悪い。
- ライトの当て方がまずい。お客様にライトに手を入れる時、電球の位置なども考えて正しい位置を伝えていない。
- 硬化時間不足
- ベースはソフトジェルを使っても、強度を維持するためのハードジェルやセミハードを入れていない。
- 他メーカージェルを組み合わせて使っているから、メーカー同士の相性が悪い。
- オフした際の油分除去が不十分。
- 筆自体に油分が残っていたり、ジェルクレンザーを多く含ませすぎて、ジェルをはじいてしまっている。
- 爪にダストやルーズスキンが残ったまま塗る。
ネイリスト側の問題は、やはり技術不足と知識不足です。
これらを改善するには、きちんと正しい技術を学ぶしかありません。
ジェルネイル検定も大切ですが、ネイリスト検定1~3級に基本技術は含まれています。
ネイリスト検定1級までもっている人であれば、間違いなくジェルネイル検定は簡単だと思います。
ジェル、ライト、材料自体の問題
- 他メーカー同士のジェルを混ぜた物をベースに使っている。
- カラージェルメーカーと他のトップジェルメーカーとの相性が悪い。
- UV,LEDライトの電球が消耗している。光波長が不十分。
- ライトのワット数がそもそも小さすぎる。
- ライトの電源のアダプターがきちんとコンセントに繋がっていない。外れかけている。
- 爪の面に対して、電球の向きが悪く、光が爪の端まで当たっていない。
- 海外メーカーのもので、基本の電力が強すぎたり弱すぎたりで日本の電圧とあっていない。
- ライト自体が古く消耗している。
- ジェル自体が古い。劣化したり、酸化している。
- 紫外線に当たってしまい、ジェル自体が劣化している。
- ジェルに不純物が混じってしまっている。
- 単純に安い外国製のメーカーのジェルやライトで質が悪い。
考えられる原因をまとめました。正直、使うメーカーによってもお客様のネイルのもちは違います。
長持ちジェルでオフが簡単シャイニージェルをサロンに導入した感想
これらは、私が今まで15年ネイルサロンをやってきて、よくあった原因です。
意外によくあるのが、
ネイルライトの電球と爪との光の当たり方が悪い、
ライトが消耗している、光が弱い
コンセントが抜けかけている←これ掃除で引っかけて外れかかっているようで、、、
お客様は、ライトの中に特に何も考えず手をいれるので、どうしても親指に光が当たりにくい事や、奥に手を入れ過ぎると、逆に光が当たらない、などあります。
お客様にきちんと説明して、協力してもいらいましょう。
また、施術中に寝るお客様は特に、ライトがきちんと当たりません。力が抜けてしまい、指が全部斜め下に向いてしまいます。親指がライトから出ていたり、ライトの側面についていたりしますし、指先にまったく光があたっていないことも。。。
ネイルが終わって、クレームを言われる前に、施術中、気を付けて見ながら、
丁寧な口調でお客様に協力してもらえるよう説明しましょう。
今までの経験上の個人的な感想もありますが、参考にしてみてください。