ネイリスト検定2級のチップラップ合格ラインは?注意するべきポイントは?

ネイリスト検定2級試験の項目に

チップラップの技法があります。

実技採点基準はJNECのホームページにあるので

確認してくださいね。

 

チップラップ技術は3級ではなかった試験内容なので、

新しい技術と言うこともあり、難しく感じている方も

いらっしゃるかと思います。

チップラップでをうまくやる、減点されないようにするには

どんな点に気を付けるべきか、注意点などを

書いています。

 

この記事で書いている内容がすべてではありません。

可能性のお話であり、チップラップができなかったから不合格と

いう訳ではありません。

 

審査されている項目の一つですので、

他のカラーリングやネイルケアなど試験項目はたくさんあります。

 

チップラップに関しての記事ですので、

参考程度に思ってください。あとは、ご自身で研究してください。

 

チップラップ採点基準

正しいサイズのチップを選んでいますか?

規定はナチュラルチップです。クリアチップなどを使ってはいけません。

 

そしてチップのサイズですが、

きちんと最終的にラウンドを作ることを

意識して選ぶ必要があります。

 

小さいチップを選んでは先細りのものが仕上がります。

先細りはラウンドが作れません

 

またストレスポイントをしっかりカバーできるサイズを

選ぶ必要もあります。

ぎりぎりストレスポイントに足りていない場合はよくありませんね。

 

*こちらの記事も参考にしてください。

ネイリスト検定2級合格するには。チップラップ仕込みが大切な理由。

ネイリスト検定試験2級実日の時間配分 合格への手順を考える

 

 

チップラップの時の正しいサンディングとは?

JNECのホームページにあるように、採点項目に

必ず「サンディングから始め~」と書かれています。

 

サンディングとは?

ネイリスト検定試験2級です。これは、ジェルネイル検定ではありません。

 

チップラップの時のサンディングは

ウォッシャブルファイル150G又は180Gのファイルを使って、

爪表面に傷を入れなければいけません。

スポンジファイルではありません

 

そして

爪、表面をガシガシ、ファイルで削るのではなく、傷を入れるのみです。

 

 

爪表面をファイルで削ってしまえば当然モデルさんの爪が薄くなります。

これはやり過ぎです。

サンディングの目的は、あくまでも「接着を上げる」だけなので、

爪表面を削ることが目的ではありません。

軽く傷をつける程度で十分です。やり過ぎ注意です。

 

ラップ素材はきちんとカバーできているか?

ラップ材はしっかり、ストレスポイントをしっかり覆い

と記載されています。

 

ストレスポイントにシルクやラップ材が端までとどいていなかったり、

逆に、はみ出していては減点される可能性は高いです。

 

そして、そのシルクに気泡が入って、白い点になったり、

シルクが凸凹だったりすると見栄えは当然悪く、

さらに点数を落とす可能性もあります。

 

丁寧にきっちりと、覆い、

グルー、レジンで固定、カバーしていきます。

 

 

 

 

使用する材料選びですが、メーカー統一が好ましいですが、

欠品などで他社同士の組み合わせなどがどうしてもあります。

私のお勧めは画像のメーカーです。

 

グルー:ibd5second 速乾 ブラシタイプ

レジン:EZ FLOWレジン  ビルディングレジン:EZ FLOW

アクティベーター:バックスクラッチャーズ kikr アクティベーター

シルク:バックスクラッチャーズ

 

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一般の方もジェル検定、ネイリスト検定材料が購入できます。

 

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使用するメーカーの組み合わせによっては、

縮みがひどくなったり、空気が

入りやすかったりします。

 

必ず練習でメーカーの特徴を見極めたりする必要があります。

 

また、何度やってもうまく出来ない、

気泡が入りやすかったり、ガタガタになる人は、

上記画像の組み合わせで試してみてください。

比較的やりやすいです。

 

 

 

仕上がりの長さは、5mm程度の長さ、形は?アーチは?

これはきちんと守らなければいけません。

5mm程度なので、4.5mmがダメなどではありません。

ただ、8mm~1cm程度になると長いですし、3mm程度は短いです。

 

長すぎる人、逆に短すぎるなどは、点数が下がる可能性があると

いう事です。

 

5mm程度で、モデルさんの手が綺麗にバランス良く見える適度な

長さがお勧めです。

 

なんとなくの感覚で作るのではなく、きちんと練習の時に長さを図って、

感覚を身につけましょう。

試験中に定規で測ったりはできません。(*定規などの持ち込は禁止です)

 

練習の時から長さを測って、感覚を身につけておきましょう。

そして、形はラウンドです。

 

スクエアオフなどではありません。

自分の勝手な思いで形を作らないように。

 

そして、スタイリングの美しさも必要です。

自然なアーチが完成したスタイリング、ハイポイントはいかがでしょうか?

フラットなぺったんこな形はもちろんよくありません。

 

上から、横から必ず形を確認しなければいけません。

 

 

グルー、レジンのはみだしはないですか?

グルーが流れて、皮膚についたり、レジンがキューティクルに

ついたりしていると、当然、減点される可能性は高いです。

 

グルーなどは、乾くと光ります。

なので、皮膚についていると、きらきら光ったり、

乾燥し始めてダストなどが付着していると、白くなります。

はみ出しはすぐにバレます。

 

また、グルーやレジンが皮膚に付くことは、

皮膚にダメージを与える場合もありよくありません。

硬化するとき熱を帯びることも。

皮膚に流れないように塗っていきましょう。

 

 

仕上がりの光沢は?

ぴかぴかに仕上がっていますか?

表面にガタつきがあると、ぴかぴか光ってもうねりが見えます。

真ん中に一本の光の筋が見えるのが理想です。

そして、ブツブツ、気泡、凹み、穴など無いように

仕上げる必要があります。

 

表面が「ぴかぴか」になっても「うねって見える」、

表面がでこぼこする感じがある場合は、

おそらく、ファイルの220~240Gでの表面の整えファイリングが不足している

又はスポンジファイルが不足している可能性が高いです。

 

この段階でしっかりファイリングができていなければ、

いくらシャイナーに時間をかけても

仕上がりも綺麗にはできません。

 

ファイルをしていると、中身のシルクなどのラップ素材が出てくる時は?

ファイルをそれほどしていないのに、

中身のシルクの糸が出てきた!

シルクが「ムニュ」「ズルっ」と出てきたりする場合はどうするか?

 

これが起こる原因は

レジンをのせる量が少ない可能性もあります。薄い!

 

そして、逆に一気にレジンをのせすぎて、

中が乾いていなかった可能性もあります。

 

レジンを一気にのせて、厚みを出すことは難しいので、

数回に分けてレジンを乗せて適度な厚みを

作る必要があります。

 

ビルディングレジンでハイポイントを作ります。

ハイポイントの厚みができれば、そう簡単に

中身のシルクが出てくることはありません。

 

 

また、途中のレジンも乾かしながらやっていく必要があります。

中のレジンが乾いていない場合、ファイル中に剥がれてしまったり、

中身のシルクなどが出てくる場合もあります。

 

 

私もおすすめのやり方は、

レジンを最低3回塗って乾かし、

 

次の4回目のレジンの時は、塗ってすぐに、

ビルディングレジンで

ハイポイントを作っていきます。

ビルディングレジンは、ドロッとしているので、

ハイポイントが作れます。

 

ただし、乾きも遅いので、一気に塗り過ぎないように

してください。アクティベーターで硬化させます。

 

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レジンとビルディングレジンは微妙に違うので

購入時間違えて同じものを買わないようにしてください。

 

 

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きちんとダスト処理していますか?

チップを削った後は、ダストがかなり出ますし、チップの裏

たくさんのダストやファイルの残りが付着しています。

しっかり、爪の裏もダストを拭き取って、綺麗にしておくべきです。

チップの裏は必ず確認しましょう。

 

 

まとめ

このように、チップラップの技術は、

一つ一つ丁寧に仕上げていかなければ

結局、綺麗にできないという事になります。

 

また、試験で求められているレベル、

仕上がりの状態をきちんと理解しておかなければなりません。

 

 

自分では綺麗と思っても、

審査員から見るとぜんぜん綺麗ではないという評価を

受ける可能性もあります。(自己評価が高い)

そして、チップを貼る前の仕込み、爪の状態、

ネイルケア、モデルさんの手のお手入れも

結果、仕上がりに影響しますので、

一つ一つの工程が最終的につながっているとことを

意識して日々練習していく必要があります。

 

しっかり練習していきましょう。

 


 

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