他店からお越しいただいたお客様で
相談を受けたことがります。
「前に、行ったネイルサロン。ジェルネイルのオフが痛っくて。。。
辛かった。。。。」
「何度かジェルネイルしたけど、あまりにも爪が痛いから
辞めようかと思って、でも前のサロンに行くのは怖いし、」
「でも、薄くなっているから、ジェルなしの生活はできない。
何か爪に厚みがないと不安、どうすればいいでしょうか。。。」
他店でやったネイルを
何とかしてほしいと、電話で相談を受け、
ご来店いただいたことがあります。
んーーー。
これは、おそら大変なことになっているな。と。思いましたが、
来店していただき、ご本人様にも起こりうる状況を
説明し、承諾を得て
恐る恐るジェルネイルをゆっくり時間をかけて
除去しました。
すると、やはり、
爪はすでに赤く、薄く、横線まで入っていました。
横線は、おそらく、以前にネイルオフする際に
地爪を削ったか、
ネイルケアの時に、マシーンのビットで爪を何度も削っているか、
どちらかの痕です。
目次
「爪が痛い、赤い、ヒリヒリする」考えられる理由は?
考えられる理由、
無理やりな ネイルオフをされている。可能性は高いです。
ネイルマシーンを使って、不慣れなネイリストがネイルオフすると
ジェルネイルのベースクリアの層を超えて、
地爪まで削ってしまっているのです。
ネイルオフの際、
ジェルは削っても、地爪は 普通 削りません!!!
「アツ!!!」と思ったり、
「痛っ!!!」と思ったら、気を付けた方がいいです。
本来、上手なネイリストがオフをすれば、
痛みを感じることは、ほぼありません。
早くネイルオフを済ませたいとネイリストが思い
一気にジェルネイルを削ろうとしている可能性が高いです。
爪が薄くなりすぎて、摩擦熱を感じやすくなっている可能性も
爪がもともと弱い方や、爪が薄い方は、ネイルオフの際の
マシーンの削る熱伝導が伝わりやすく「熱さ」や「熱感」
「ヒリヒリした痛み」を感じる場合はあります。
同じ部分を集中的に摩擦がかかると、当然、熱いので、
ネイリストはお客様の表情や、目線など配慮して、
「痛みが無いか」確認しながらネイルオフするべきですし、
上手なネイリストは常に気を付けているはずです。
また、お客様側も遠慮なく「熱いです!」と伝えてください。
言った方がいいです。遠慮なく!
もともと爪が弱い方や薄い方に対しては本当に慎重に
施術しなければなりません。
不快に感じさせてしまった場合、ネイリストの対策方法は?
マシーンを使っていて、お客様が「熱い!」「痛い!」と言われる場合、
これはかなりよくない状況です。
お金を払ってまで痛い思いをしながらネイルサロンには
通いたくないと思います。
不快感と恐怖感を与えているので、早急に技術改善、
使っているマシーンの「ビット」の使用方法の改善や
買い替えが必要です。
でも、技術による部分が大きいので、慣れてない人は
マシーンを使うのをやめて、ウォッシャブルファイルでしばらくするか、
きちんとしたネイル講師の所で技術を学びなおすべきです。
早く対応しなければ、お客様は二度と来てくれませんし、
悪いうわさ、口コミも広まります。
そして、使っているビットも見直すべきです。
熱をためにくい、「ビット」も発売されています。
また、マシーンの回転数があっていない、
ビットをあてる角度が悪いなども
考えられるので、早急に勉強しなおしましょう。
爪が薄い、痛い!お客様側はどうするか?
爪が痛い、ヒリヒリする、風があたっても痛い、
ぺらぺらになった、爪が全体が赤い、
このような状況になった場合、残念ながら、
爪にダメージを受けている可能性が相当高いですし、
これ以上、ジェルネイルやスカルプで爪に負担をかけるのも
危険です。
残念ですが、3か月~半年ぐらいはネイルを休むべきです。
そして、爪を保護しながら栄養を与えてくれる、
爪専用の美容液や、爪保護の栄養成分や天然成分が配合された
ベースコートのマニキュアで保護しておくしかありません。
爪を速いサイクルで伸ばしていくよう、
これらの、爪の美容液や、セラム、コート剤をオススメします。
これらを使っていくことで、
爪が健康的に伸びてくる可能性は十分あります。
爪自体が厚くなる、丈夫になる!などは考えにくいですが、
乾燥を防ぎながら、爪の伸びるサイクルを早めることはあります。
何も付けないでいると、薄い爪はさらに乾燥して、
少し伸びてもまた折れたり、くにゃっと曲がったりするので
何か塗って保護しておくことをオススメします。
*楽天サイト 爪の美容液、保湿力アップ
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*爪をしっかり伸ばしたい方へ、爪の補修の美容液
|
爪がもともと弱い、薄い場合、爪を守る方法は?おすすめのネイルコート、保護マニキュアは?
まとめ
本来ネイルは、健康な爪に施術できるものですが、
このように、不慣れなネイリストや勉強不足のネイリストによって
傷めてしまったり、ネイルをもうやりたくない!と思わせていることは
非常に残念です。
また、
お客様の回転率を上げたいネイルサロンは、
オフを速く済ませようと、雑な施術になってしまったり、
お客様への配慮が足りない場合があるのではないでしょうか?
このようなことが無いよう、
ネイリストはもっとプロとして自覚を持ち
お金をいただく以上、丁寧で不快感を与えない
施術をすることが大切です。
長くネイルサロンで稼いでやっていきたいなら
技術面の見直しをきちんとするべきでしょう。