最近、ジェルネイルばかりを取り扱っているネイルサロンが多いので、
「アクリルネイル、必要なん?」
「アクリル?なにそれ?」
「アクリルスカルプチュアをならって意味あるの?」
と思っている方も多いのではないでしょうか?
実際に就職したり、ネイルサロンを始めてから、
サロンワークの中で、アクリルスカルプチュアの必要性を感じる人が
多いことがわかってきました。
私もアクリルの技術があって本当に良かったと思いますし、
役立つことが多いです。
では、何故か?アクリルネイル、
スカルプチュアを学ぶことが重要なのか、大切さについてまとめした。
目次
アクリルスカルプチュアとは?
アクリルスカルプチュアネイル=義爪 です。
アクリル樹脂でできた、アクリルリキットと同じアクリル樹脂でできた、
粉状のアクリルパウダーを筆にとって、
この2つのアクリルが結合することで、固まり始め、
形を造形していくことができます。
固まると硬くなるので、どこまでも長い物を作ることも出来ますし、
厚みと硬さができるので、強度が増し、折れなくなります。
スカルプチュアネイルはどんなお客様におすすめ?
爪が折れてしまった時、ヒビが入った時に補修できる技術
自爪が折れてしまったり、ヒビ亀裂が入ってしまったお客様の爪に、
このアクリル(リキットとパウダーが混ざった物=ミックスチュア)をのせれば、
爪がそれ以上折れることも防げますし、強度があるので、
日常生活や家事も楽になります。
硬さがかなりあるので、自爪が衝撃で曲がったり、
反対に反ったりする事を防ぐことができます。
薄い爪の人の悩みで一番多いのが、爪が裏返ったり、
すぐに折れてしまったり、
頻繁にストッキングに引っかかって破けてしまうことです。
ジェルネイルでもこのように、長さだし、補強は出来ますが、
アクリル程の強度が保てないため、
爪の横から亀裂が入ってしまったり、
縦に爪が避けるように割れてしまう事もあります。
ジェルの補強だけでは強度不十分だったり、
十分な長さだしが出来ない、
爪の形が、太って見えてしまいます。
そんな時、
アクリルのフローターネイルが
(自爪の長さはそのままで、アクリルスカルプチュアで補強する方法)
が役立ちます。
また、アクリルは長さを作る事ができるので、
深く折れてしまった爪に、長さを足すことができますし、
ピンチングをすることで、きれいな形が可能になる訳です。
爪の形にコンプレックスのある人におすすめ
丸く深爪状態にまでなった爪に長さを作る場合、
ジェルネイルのスカルプだと形がうまく綺麗に作れません。
また時間もかかってしまいます。
こんな時アクリルスカルプチュアだと、
硬化(固まる)のも早いので、すぐに長さも作れて、
しかもピンチングによって、
キュッとしまった、美し形の長さだしが可能になります。
ネイルに来るお客様は、爪の形を綺麗にしたい、
爪を美しく魅せたいために来店されます。
スカルプチュアネイルをすることで、一気に見栄えも変わり、
美しく変貌を遂げるでしょう。
他店と差別化できる!深爪を美しく回復させるメニューになる
爪を噛んで悩んでいる人や、爪がどんどん折れたり、
削れて自爪よりお肉が盛り上がってきて、
見栄えが悪いことに悩んでいる人には、
スカルプチュアネイルで爪の形を美しく伸ばして、矯正していくことができます。
サロンメニューで「深爪改善メニュー」としてお客様を取り込むこともできます。
このアクリル技術があれば、
「噛み癖を改善」や「深爪を綺麗に伸ばすメニュー」として他店と差をつける、
特別メニューになり、他店と差別化できますし、強みになります。
深爪強制をする場合は、1回では見栄えは変わりませんが、
3~4回続けて来店してもらうと、本当に美しく爪が伸びてきます。

*こんな記事もよまれています。
やはり、お客様希望を手早く叶えて上げることが
ネイリストの仕事になりますよね。
スカルプチュア技術どうすれば習得できるか?
やはり、ネイルスクールに通うのが一番です!
特にJNA認定講師がいるネイルスクールで学ぶことをおすすめします。
そして、やはりネイリスト検定試験1級を目指す事です。
この技術は、正直、ネットにある動画を見て、まねても
そう簡単に習得できません。
画像でみると、先生達がスイスイと簡単に作っていますが、そうはいきません。
かなりの練習が必要ですし、
厚みと長さのバランス、
しかも日常生活に耐えれる強度はどのくらい必要か?など、
残念ながら動画では分かりません。
直接手に取って、目で見て確認でしないと理解できないと思います。
また、アクリルの材料は、プロ用商材になるので、
正しい使い方をしなければ、
アレルギーを引き起こしたり、すぐに剥がれてしまうなど
トラブルを起こす可能性があります。
まずは、正しい取扱いと、正しい技術を習得して下さい。
そして、サロンワークで、メニューとして導入できれば、
どんな爪のトラブルを抱えたお客様にも対応でき、
信頼を得ることができると思います。
また、最近、スカルプチュアネイルのできるお店が減っているので、
逆にメニューに導入して「スカルプチュアネイルのメニューあります!!」と、
売りにできると思います。
プロのネイリストならではの技術ですので、
身につけておきたいものです。
*その他こんな記事もよまれています。
ネイリスト技能検定試験、なぜネイルアート不合格?見直す点は?