夏になってきて、フットネイルや、フットケアのお客様も増えてきます。
正直、ネイリストの皆さんもお悩みの事があると思います。
「水虫のお客様がきたらどうしよう!!」です。
そして、お客様側の立場からすれば、
「爪水虫でもネイルサロンに行ってフットネイルをやってもらえるか?」です。

だにゃー。不安に思っている人はいると思うよ。

そーね~。ペディキュアをサロンでやりたいけど、心配な人はいると思うし、ネイリスト側も不安に思う人もいるのは確かよねー。その不安な点や疑問を記事にまとめたから、ちょっと読んでみてね。
まず、ご自身で水虫であると分かっている方は、
ほとんどネイルサロンに来店されません。
また、お客様ご自身が「水虫である」とわかっている
自覚しているのであれば、
それは「エチケット」として来店を控えていただきたいです。
ネイルサロンの立場としては、
「水虫や爪にトラブルがあるお客様、爪がぼろぼろ、
爪が健康でない方に対して、ネイル施術全般、
フットケア、ジェルフットネイルはできません。」
残念ですがお断りさせていただいております。
その理由などをまとめました。
目次
水虫の症状について
水虫は、「白癬菌」=カビの一種と言われています。
グリーンネイルとは、種類が違いますので
一緒にしないでくださいね。
グリーンネイルは緑膿菌感染で菌が違います。
白癬菌ではありません。
水虫は人と接したからといって、水虫になるわけではなく、
「白癬菌」と接して長期間潜伏しているもので、普通は表面に出てこないそうです。
ところが、長時間の靴のムレや、湿気た状態が続くと、
菌が増殖し始め、水泡ができて症状として出てくるのです。
症状タイプは、
趾間型:指の間が赤くなったり、皮がむけて、かゆくなる。
ふやけてただれる。ジュクジュクしている。
角質増殖型:足の裏、特にかかと部分の角質が厚くなり、
ザラザラになって皮が向ける。かゆみはない。
小水疱型:足の裏や縁に、小さい膿疱ができて、かゆみを伴う。
水泡は2~3mm程度で小さいが大きくなることもある。
爪水虫:爪がぼろぼろかけたり、やたらと厚みがって、
中がボロボロしてくる。
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水虫かもしれないけど、フットネイルはやっていい?
ネイリスト検定を今までに受験してきたネイリストさん、
ネイルサロン衛星管理士資格をお持ちのネイリストであればすぐに回答できると思います。
ネイルサロンでは、「水虫のお客様への施術」は
お断りするのが常識です。
理由は下記の通りです。
- ネイルをすることによって、水虫や爪水虫を悪化させる可能性があるため。
- 施術で使う道具からの感染拡大の恐れがあるため。
- ネイルサロンは、基本、健康な爪の状態へのみネイル施術ができるのです。=爪や皮膚にトラブルや、異常がみられる場合は、施術を拒否するよう指導されています。
- ネイイスト自身への感染の恐れがあるためお断りしています。
お客様にもこの事はご理解いただけたらと思います。
お客様の爪、水虫かな?肥大した爪やにごり爪もネイルしない方がいい?
「疑わしい爪」の場合は、
ジェルネイル、フットケアなどはしない方がいいでしょう。
理由は、やはり、ジェルネイルやマニキュアを塗ることで、
爪が乾燥し、さらに爪が割れやすくなったりする
爪の健康を損ない、悪化させる可能性もあるからです。
また、もし、お客様が、爪に何かの治療薬を塗っている最中であれば、
薬とマニキュアや除光液、ジェルなどが反応して、悪化する可能性も考えられます。
弱っている爪へ、ジェルネイルやマニキュアなどは、
爪への負担を招くだけです。
完治するまでしない方がいいですし、
ネイリスト側も施術を断った方がいいです。
ネイリストの悩み。これ爪水虫なの?お客様への対応、傷つけないトークはどうするべきか?
ネイルサロンに行くと、水虫をうつされるか心配?
お客様の立場から、「ネイルサロンに行ったら水虫をうつされる?」
という疑問です。

心配しているお客様も多いと思うにゃ~。不安だもん。

そうねー。そこの見極めは、やっぱり、そのサロンのネイリストがきちんと勉強して、検定資格なども持ってプロとして施術しているか、お店が衛生管理の勉強をしているか、対応しているか見極めるのも一つよ。ディプロマや認定書などを店内飾っているお店は信頼できると思うよ。
上記の記事でも述べたように、
基本的には、水虫のお客様は、フットネイルをお断りしていので、
それほど心配はないと思います。
ネイリスト自身も感染したくないので、気を付けています。
ただ、水虫だと気が付かずに施術している場合も?あるのでは?と
思うかもしれませんが、
プロのネイリストで、ネイリスト検定試験を合格して、
開業しているネイリストや、資格保有者は
「ネイリスト検定試験」で爪の病気については、
何度も何度も何度も筆記試験で勉強して暗記しています。
近年においても、毎回、毎回、「爪の病気」と「消毒法」にについて、
試験問題に出題されているので、
ある程度、「この爪はあやしい」「この爪はネイルしない方がいいかも」
ぐらいの判断はできます。
ネイリスト自身、自分や自分のお店を守るためにも、
常にフットケアの時は気をつけていると思います。
また、ネイリスト検定試験とは別に、
「ネイルサロン衛星管理士」という、
NPO法人日本ネイリスト協会が作った、衛生管理ガイドラインやネイルで使う
器具消毒法、保管法など、衛生管理に関する資格制度もあります。
衛生管理士資格を持ったネイリストがいるサロンであれば
きちんと消毒を徹底していると思います。
*こちらの記事も参考にしてください。
ネイリスト、ネイルサロンはどう対応するべきか?
疑わしい状況であれば、基本施術しない!です。
自分のお店を守るためにも、ネイリストは、
判断するべきだと思います。
ネイリストは医者ではありません。
この症状が本当に「水虫なのか」という判断は、
お客様の自己申告がない限り、
また該当する症状がない限り判断ができませんし、
検査もできるわけではありませんから、
「かも?」ぐらいにしか判断できません。
常に、どんなお客様が来られるかわからないので、
自分自身とお店を守るためにも、
使用器具の消毒、ファイルなどは使い捨てを
徹底し、あやしい場合はお断りすることも大切です。
*こんな記事も読まれています。
足の爪 巻き爪になりたくない!「足つめきり」とお手入れ方法、やすりは?
まとめ
、
通常ネイルサロンでは「水虫のお客様」「疑いのあるお客様」
フットネイル、ペディキュア、フットケアの施術はお断りしています。
もちろん、水虫が完治すれば、ネイルを楽しむこともできます。
最近、女性の方の方が、もしかしたら、
「水虫かも」に悩まれている方が多くなっているような気がします。
温泉やフィットネスのプールの脱衣所や、
ヨガなどでも可能性はありますし、自宅でも、
いつどこでうつっているかわからないのが現状です。
自分でぼろぼろ爪をなんとかしたい場合はどうするか?
市販されている物を塗ってみるのも一つの方法です。
しかし、ドラッグストアーで買っているところを見られたくないし、
買に行く暇もない方はこちらの商品もあります。
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*にごり爪を何とかしたい場合は、こちらの記事もご覧下さい。
市販の塗るタイプの商品などには、抗菌剤が配合されていたり、
美容液が配合されています。
爪のちょっとした剥離が原因で黄色く見えたりすることもあります。
足爪のお手入れにこのような商品で
日ごろからケアしておくこともおすすめです。