手汗のお客様への対応の悩みについてまとめました。
「手汗」をかくお客様は結構いらっしゃいます。
ネイル施術中、徐々に汗が出始め、
ネイルケアが終わりジェルネイルを塗り
はじめ、ジェルライト硬化していると、ライトの熱でさらに
どんどん汗をかく方がいらっしゃいます。
また、ネイル検定や、ネイルコンテストをお願いしている
ネイルモデルさんの中にも、手汗をかく方がいらっしゃいます。
ジェルネイル中の「手汗」は、ジェルを少しはじいてしまうので、
ジェルネイルが少し縮んでしまうこともあります。
ただし、手汗が多いからすぐにネイルが剥がれる訳でもなく、
手汗が多いお客様でも、1か月ネイルが持つ方もいらっしゃいます。
施術中、少しジェルがはじいても、普通にネイルがリフトすることなく、
1か月しかり維持できるお客様もいるので、
「手汗=ジェルがもたない」と決めつけない方がいいです。
最近では、手汗を止める専用クリームなどの販売もあるので、
手汗で悩んでいるお客様には、
「手汗止めクリーム」などをおすすめしてもいいかもしれません。
*手汗を止めるクリーム「フレナーラ」の記事はこちら↓
では、ネイル施術中、ネイルサロンの対策方法をご紹介します。
目次
手汗のあるお客様への対応方法は?
私が今までやってみた方法です。
原始的な方法ですが、少しは良かったのでご紹介します。
アームレストには必ずタオルを巻く。
手首近くまで汗がにじむ方もいらっしゃいます。
ベトベトしない為にも、必ずアームレストに
タオルを巻いておきましょう。衛生面を考えても巻いた方が
いいでしょう。
ネイリスト検定試験でも必須ですが、
サロンワークでもタオルを巻いた方が、
お客様の皮膚とアームレストがべたべた貼りつくことも
防げるし、汗も吸ってくれるのでお勧めです。
ただ、お客様には、タオルに「指先」がつかないように
注意してもらってください。
ジェルにタオルの線維がくっつくと厄介ですので。
汗が多い場合、手を冷やしながら施術する
保冷剤を2個用意します。
よくケーキなどを買った時にいれてくれるサイズ縦10cm
ぐらいの保冷剤で十分です。
100均でも売っています。
それを凍らせて、ミニハンドタオルか、ガーゼにくるんで、
お客様の左右にスタンバイ。
それから施術します。
汗が出てきたら、その保冷剤の上に手を置いてもらい、冷やし、
汗も拭いて施術します。
ジェルなどしている時は、ジェルにタオルの繊維がついては困ります。
上から手を拭くわけにはいきませんが、
これならお客様に手を置いてもらうだけで、汗も拭けて、
少し冷えて汗が多少止まります。
小さいサイズの保冷剤で冷やしながらすると
夏は特に助かります。
体温が上がるとジェルも流れやすくなるので、
冷やすことでジェルの操作もし易くなり、
お客様は丁度いい感じにクール感も味わっていただけて、
リラックスしていただけます。
ネイルフォームは外れるので、ホッチキスで完全固定する
スカルプチュアやジェルで長さを作るとき、
汗をかいた手は、ネイルフォームは非常に外れます。
フォームが外れてしまうと、スカルプが途中で折れてしまったり、
形を作っている時に、フォームがにずれてしまい、
結果、うまくできません。
アクリルスカルプの場合、ずれてしまうと致命的です。
またジェルで長さだしはフォームが不安定になるので、
非常に時間がかかってしまうことも。
手汗によってフォームが安定しない場合は、
フォームでのスカルプをあきらめて、
チップオーバーレイで長さだしするしかありません。
意地でも、フォームを固定しってスカルプを作りたいのであれば、
ホチキスで、フォームの羽の部分を2箇所止めます。
その際、指の位置を確認し、
ホッチキスの芯が指に刺さったりしないよう、
また、フォームが食い込みすぎないよう気を付けて止めます。
但し、
日本国内のネイリスト検定試験1級や、
ネイルコンペディションは
「ホッチキス使用禁止」です。
くれぐれも、試験などでは、ホッチキスを使わないようにしましょう。
長持ちするジェルは?パワーベースジェルプラスを使った感想、塗りやすさは?
まとめ
いままで、いろいろ試した結果、
手を冷やしながら施術すると手汗が少しおさまり、
やりやすくなりました。
保冷剤を2個冷やしておいて、
ミニハンドタオルか、ガーゼで巻いたものを
お客様のそばに置いておいて冷やしながら、ついでに汗も拭きながら
するといいでしょう。
ジェルを硬化させてライトから手を出すと、
どうしても、ライトの熱で手汗がでます。
大体のお客様がまた汗をかいているので、
軽く、保冷材の上に手を乗せてもらい、
ついでに汗もその上で拭きつつ、手を冷やします。
これを繰り返しながらの施術が一番、汗もおさまり、
手先が冷えるのでお客様も精神的に落ち着く感じです。
精神的な影響で汗がどんどん止まらなくなるお客様も
いらっしゃいますので、
手首あたりも冷やすとお客様もリラックスでき、汗が止まります。
しないよりは、した方がましでした。
アームレストのタオルも、
汗で、結構濡れてしまうことがありますので、
必ず巻いておいた方がいいでしょう。
衛生面を考えてもその方がいいと思います。
UVライト、LEDライトはかなり、汗で汚れていますので、
お客様が帰られたら、しっかり消毒しておきましょう。
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