ネイリスト検定試験の実技試験後半は、
チップラップを完成させながら、カラーリングと
アートをやらなければなりません。
不合格になる場合、考えられる理由の一つに
時間配分が悪く、タイムオーバーになる、
時間が足りなくなって、焦ってカラーリングしてしまい
塗りを失敗する、アートに時間が取れず、アートを失敗する
などが考えられます。
そして、チップラップの仕上がりも悪くなれば
当然、減点、減点で不合格になってしまいます。
では合格のためにはどうするべきか、
まとめました。
目次
時間配分をしっかり考える事が大切
この記事では2級試験後半についての時間配分について
書いています。
前半試験のネイルケアについては
こちらの記事を参考にしてください↓
なぜ不合格?ネイリスト検定2級のしパイしやすい点は?前半ケア編。
後半試験は、55分です。
後半試験は、同時進行にやっていくことをお勧めします。
チップラップを乾かしたりしている間に、反対の手のカラーリングを
始めたり、アートの準備をします。
逆に、反対の手のカラーポリッシュを乾かしている間に
チップラップを仕上げていきます。
交互に、出来ることをどんどんやっていきます。
そうしなければ、間違いなく、時間は足りません。
合格するには、手と体に動作をなじませる。
交互にやる練習を、
練習用ハンドなら10本揃えてやるべきです。
モデルさんや手を貸してもらえるなら、
時間を計りながら、
交互にやっていく練習をひたすらやって、
身体で手順を覚えていきます。
頭で考えなくても、手が勝手に動くぐらい、
手順を決めてしまうのもありです。
例えば、チップラップの時、
チップを爪に装着して、グルーで段差埋めが終わったら、
一旦、反対の手のベースコートを塗る。
ベースコート5本塗り終わったら、チップラップに戻り、シルクを貼って、
グルーを塗ったら、また戻る。など。
回数とこれをやったら反対の手をする、という感じに
すべて決めてしまうこともありです。
でなければ、どこまで何をやったか、忘れてしまう事もあり、
チップラップのレジンの量が少ないままファイルをしてしまい、
結果、チップラップの中身のシルクが出てしまったりなど
不具合やトラブルが起こります。
すべての手順に回数を決めて、どのような工程でやるか、
自分なりのシナリオ、マニュアルを作る事がおすすめです。
私はこんな感じで進めていくよう生徒さんにアドバイスしています↓
レジンを使うか、フィラーを使うかでも
手順が変わってきますので参考程度にどうぞ。
↑これは私個人が考えた手順です。
これがすべてではありませんので、
自分のやりやすい手順を作ってくださいね。
ネイリスト検定2級合格するには。チップラップ仕込みが大切な理由。
後半試験は、同時進行でひたすら作業
自分で効率のいいやり方、手順に従って、
あとはひたすら練習あるのみです。
そのシナリオでやってタイムオーバーするなら、
どこで
一番手間がかかっているか、無駄な動きがないか、
確認して、とにかく無駄な作業を減らして、効率よく
仕上げていくことを考えていきます。
こうすれば、時間内に終われるようになります。
また、制限時間いっぱいいっぱいの時間配分にするのではなく、
予備時間を2分~3分は設けておきましょう。
こ予備時間があれば、万が一、1本カラーリングを失敗しても
もう一度塗り直しができます。
また、他の所でミスをしても、修正したり、
挽回できるチャンスは残っています。
試験中、時間内に終われそうになれば、
この予備時間で磨きをさらにすることもできます。
必ず、予備時間2~3分を考慮した
時間配分にするべきです。
ネイリスト検定試験は、人の手に慣れること
とにかく、練習で人の手に慣れることです。
練習ハンドの練習も大切ですが、時間を計りながら練習する時は
出来るだけ「人間の手」をおすすめします。
手の支えや持ち方、どのような視点から確認すれば綺麗に塗れるか、
人の手にさわり慣れることが非常に重要です。
慣れはメンタル面にも大きく影響します。
猫の手は借りれません。
イメージトレーニングで成功する!合格イメージを
寝る前のイメージトレーニングは、
非常に成功への効果を高めるようです。
練習したことを思い出し、練習中に成功した、出来たことを思い出して、
出来るイメージを脳にインプットしていきます。
これを繰り返し、チップラップの手順も頭で
ぐるぐる思いだしながら、
自分が施術しているところを思い浮かべます。
この時のポイントは、
失敗ばかりを思い浮かべない事です。
失敗が頭にインプットされてしまい、
本番で本当に失敗してしまう可能性があります。
うまくできた事を、綺麗にできた喜びを
思い浮かべていきます。
そして、この試験に合格したあと、
自分はどんな感じでいるのか、
合格出来て嬉しい自分、笑顔の自分、
モデルさんと一緒に喜んでいる自分、
合格のディプロマを手にして、ニヤニヤしている自分、
ディプロマをサロンに飾って、お客様から褒められている自分などを
どんどん想像すると、
その通りになりやすいと言われています。
つまり、常にできる!合格できた!イメージを
思い浮かべる事が重要です。
不合格の自分をイメージすると
その通りにもなりやすいのです。
プラス思考、
検定試験がうまくできた自分をイメージしながら
日々練習していくことをおすすめします。
やれば出来る試験です!がんばりましょう!
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